深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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ロバート・アルベルティ、マイケル・エモンズ『自己主張トレーニング』
自己主張(アサーティブネス)トレーニング―人に操られず人を操らず自己主張(アサーティブネス)トレーニング―人に操られず人を操らず
(1994/05)
ロバート・E. アルベルティマイケル・L. エモンズ

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 要するにアサーティブ行動とは、自己を前向きに肯定しつつ、人を尊重することです。こうした行動は、人生における個人的満足感を満たし、さらに人との関係をよくします。自己表現の能力が増した直接の結果として、いくつかの調査から、次のような事実が生じています。自尊心が高まる。ふさぎ込むことが克服される。人からより尊敬されるようになる。人生の目的により近づくことができる。自己理解が深まる。人とよりうまくコミュニケーションできるようになる。もちろん、これらの結果をすべてあなたに約束することはできませんが、これらの実績は確かなものです。

ロバート・アルベルティ、マイケル・エモンズ
『自己主張トレーニング』


 時々耳にするアサーティブという言葉。『はじめての応用分析』で、自己主張の概説書としてこの本が推薦されていたので、ふと思い立ち手にとってみた。

 アサーティブネスを辞書で引くと文字通り「主張」というような意味になるらしい。ここでは引用した部分のような意味で使われているが、未だになじめない言葉ではある。

 威圧的に相手に従わせるのでもなく、受動的に相手に従うのでもない。自分のいいたいことはしっかり表現しながら、良好な関係を維持するというようなことらしい。

 邦題は直接的なものになっているが、原題は「Your Perfect Right」となっている。このように自己主張することは権利なのだという意識があるらしい。
 本文中で挙げられている権利は具体的には次の三つ。

●自分自身である権利
●自分を表現する権利
●以上のようにすることにより(無力感や罪悪感なしに)満足する権利

ロバート・アルベルティ、マイケル・エモンズ
『自己主張トレーニング』


 ベックやエリスの認知療法、論理療法をはじめ、さまざまな知見に基づきながら、自己主張を行う際に気をつけるポイントを解説している。

 ただ理論的な面にはほとんど踏み込んでいない。方法的な部分をマニュアル・ハンドブック的に紹介していることが多く、そのあたりは物足りなかった。

 紹介している文献も多く、索引もしっかりしているので、折に触れて読み返すといい本なのかもしれない。
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