深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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スタン・ギビリスコ『独習 電気/電子工学』
独習 電気/電子工学独習 電気/電子工学
Stan Gibilisco,矢沢 久雄,日向 俊二

翔泳社
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 ある周波数において、すべての4つの経路の音波がたまたま聞き手の耳に正確に同じ位相で到達するものとします。その周波数の音はボリュームが大きくなるでしょう。この周波数の倍音でも、同じ位相になります。その結果、アンチノードと呼ぶ音響的なピークとなり、元の音を歪ませる結果になるので好ましくありません。他のある特定の周波数では、波は逆位相になる可能性もあります。これをノードまたはデッドゾーンと呼び、音が聞こえない領域ができます。聞き手が位置を移動すると、影響を受ける周波数のボリュームがすべて変化します。これだけではなく、ほかの周波数でも別のアンチノードとノードが存在するでしょう。
 音響の設計で最も大きな挑戦のひとつは、重大なアンチノードとノードを回避することです。家庭のHi-Fiシステムでは、これは単純で、音波が天井、壁、床、家具から反射する程度を最小にするだけです。天井には音響タイルを使い、壁は壁紙かコルクタイルを貼り、床にはじゅうたんを敷き、家具は布張りにすることができます。大きい講堂やコンサートホールでは、音が伝わる距離が長いこと、そして聴衆の体でも反射することなどから、問題はさらに複雑になります。

スタン・ギビリスコ『独習 電気/電子工学』


 ラジオ付きICレコーダー(ICR-RS110MF)を買って、久しぶりにラジオを楽しむ生活を始めた。アナログ放送終了とともに地デジ難民化しそうでもあり、アンテナのこととか一度詳しく知りたいと思っていた。

 知人の中にもオーディオに凝って自分でスピーカーを自作したり、ラジコンを走らせて楽しんだり、電子工作もひとつの趣味の世界として成り立っているので、色々深く知っていったらおもしろい世界なんじゃないかなと思っていた。

 というわけで学生時代以来、電気のことを全く触れてもこなかった私だが、無謀にも500ページ超もある本書に挑戦してみることにしたのだった。
 図書館で借りてみて返却期間内に読み終わらず、一度延長して約1ヶ月。「はじめに」あるように1週間に1章というようなペースでは読めなかったけれども、それなりに時間をかけて読んだ。のだけれど、やはり難しかった。

 オームの法則に出てくるような電圧、電流、抵抗というところならまだ何とかなるけれど、インダクタンスやリアクタンスとなるとイメージが湧かなくて実感を伴って理解することができない。公式を見て数字を入れれば確かに問題は解けるけれど、それが何を意味するかとなると唸ってしまうのでした。

 後半のアンテナやオーディオなどの個々のトピックのほうは、生半可な理解のままで読んでも、それなりにおもしろく読むことができるので、先にこっちを読んだほうがよかったのかもしれない。


 この本は4部構成で、直流、交流、電子工学の基礎、デバイス・システムからなっている。各章の終わりには確認問題がついており、各部の終わりにはテストがついていると確かに独習するには便利な構成になっている。

 とはいえ、読み通すのは結構しんどい。ある程度は電気の知識がないと読むのは大変なんじゃないかなと思う。

 やはりこういった本はちゃんと買って、腰を据えてやらないとだめかなと思いました。ひとまずもう少し軽い本からはじめてみようかなと思います。
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