深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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國貞克則 『財務3表一体分析法』
財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
(2009/05/13)
國貞 克則

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 バランスシートは正味財産を計算するものですから、必ず「2009年3月31日」というように日付がついていま
どの時点での財産なのかを特定しなければ財産の計算ができないからです。
 では、なぜBSは「バランスシート」というのでしょうか。確かに「Balance」という単語には「均衡」といっ
味があります。しかし、会計分野で Balance という言葉が使われる場合は、通常「残余」とか「残高」を表し
つまりバランスシートとは、現金の残高をいくら、預貯金の残高はいくら、不動産の価値はいくら、借金の残
いくらといったある時点における財産の残高一覧表のことなのです。

國貞克則 『財務3表一体分析法』


 以前に読んだ『財務3表一体理解法』の続編が出ていたことを知り、読んでみることにした。

 前作の『理解法』では、収支集計表(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュ・フロー計算書(CF)それぞれのつながりを意識しながら、財務3表の仕組みを解説していた。

 それに続いて本作では財務3表を読み取り、そこから経営情報を取り出す分析法を紹介していく。
 中心に取り上げられるのは次の4つの指標。
  • ・ROE=当期純利益÷純資産合計×100
  • レバレッジ比率=有利子負債÷純資産合計×100
  • 総資本回転率=売上高÷総資本
  • 当期純利益率=当期純利益÷売上高×100

 PL・BSをグラフ化し、CFの表と4指標を計算した表をエクセルを使って作成し、そこから様々な企業の情報を読み取っていく。

 業界内での比較、同一企業の経年ごとの比較などを行うことで、経営状態やさらには経営陣たちがどこに比重を置いて経営を行っているかということが明らかになるということがわかる。

 また一つの業界だけではなく、多くの業界の財務諸表を並べることで、業界ごとの財務諸表の違いが示されている。こうすることで単純に指標を眺めるだけでなく、たくさんの財務諸表を眺め、業界ごとの特性に敏感になることの大切さが強調されている。


 使う指標が4つだけというシンプルなものなので、何といっても取っ付きやすさがある。またグラフによって視覚化されているので直感的に把握できてわかりやすい。

 数字の羅列から、その企業の経営戦略を知るよすがとすることができるようになればおもしろいだろうなと思う。

 もっと財務諸表を眺めて感覚を養っていきたいなと思う。
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