深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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ランス・アームストロング&クリス・カーマイケル 『ミラクルトレーニング』
ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラムミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム
(2002/09)
ランス アームストロングクリス カーマイケル

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 ライディングポジションの四番目のポイントはエアロダイナミクスだ。エアロダイナミックなフォームは空気抵抗が少ないので速く走ることが出来る。ポジションの取り方一つで空気抵抗は大きく変わる。ランスは胴体を立て背中を折り曲げたポジションでタイムトライアルを走る。「実験の結果、上体が立っているかどうかより身体の幅の方が重要だとわかりました」とコロラド州ボルダースポーツ医学センター所長、アンドリュー・プルーイット博士は言う。彼は一九九〇年代初めにランスの腰椎骨折を診断した人物だ。「身体を低くするよりも狭くする方が空気抵抗を減らすには有効なのです。たとえそれが理想的なエアロダイナミックポジションでなくとも、快適と感じるなら速く走れるはずです」。

ランス・アームストロング&クリス・カーマイケル
『ミラクルトレーニング』


『シャカリキ!』では、日の本大自転車部の主将柘植が登場する場面でエスカレーターでも座らせることで、自転車選手が走ることに対する気遣いを示していた。

 それを見ていて一流の選手がどれほどのトレーニングを行っているのか興味が湧いた。そこで『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』『毎秒が生きるチャンス!』読んだときに気にかかっていた、こちらの本を手にとってみた。

 本書は癌を克服しツール・ド・フランスで7連覇を果たしたランス・アームストロングとそのコーチであるクリス・カーマイケルが7週間で行うトレーニングプログラムを紹介したもの。
 読んでいると、心拍数やケイデンス、スピード、乳酸値や食事などを徹底的に記録、管理し、厳密なスケジュールを組んでいることがわかる。

 シンプルな集中トレーニングが重要ということではあるが、紹介されているトレーニングや走りに関する情報は多岐にわたり、かなりのボリューム。読んでいるだけでも興味深い。

 その反面、なかなか素人では全てをこなすことは内容的にも環境的にも難しいと思う。情報を整理するだけでも、かなりの負荷になる気がする。必要なトレーニングを随時取り入れていければいいのかなと思う。

 とはいえ公道での走り方、日常でのメンテナンスの仕方、フィッティング、各パーツの解説など、役に立つ情報も多い。

 特に空気抵抗を減らそうと前傾姿勢をとろうとしがちだけれど、体の幅を狭くしたほうが有効だというのは興味深かった。もっとハンドルの内側を握って、肩幅を狭くするようにしようかなと思う。

 写真や図版が少ないのはわかりやすさという面では劣り、残念ではあるが、何にせよこの情報の網羅性はすばらしく、読んでいるだけでも楽しい。一冊手元に置いておいてもいいのではないかと思う。
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