深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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原田豊太郎『間違いだらけの英語科学論文』
間違いだらけの英語科学論文 (ブルーバックス)間違いだらけの英語科学論文 (ブルーバックス)
(2004/07/21)
原田 豊太郎

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 誤用の問題に入る前にまず形容詞的用法について解説する.
(1) 名詞が不定詞の意味上の主語になる場合
A specially formulated fluorecent dye was added to the system to be tested. (特別に調合した蛍光染料を試験する系に加えた)(略)

(2) 名詞が不定詞の意味上の目的語になる場合(略)
Do you have anything to declare?(略)

(3) 不定詞が名詞を具体的に説明する場合
Disputes will delay efforts to prevent the destruction of the ozone layer. (論争のために,オゾン層の経験を防止する努力は遅れるであろう)(略)

 以上の3つのケースが主要な形容詞的用法であるが,日本人の誤用の多くは,これ以外の場合に不定詞を用いてしまうことから生じている.その場合,名詞と不定詞の関係はさまざまであり,従って訂正の仕方も一通りではない.迷った場合,名詞と同士の意味関係を考え,辞書や文法書を参考にしながら正しい表現を考えることになる.

原田豊太郎『間違いだらけの英語科学論文』


 以前、何冊か技術英文関係の本を立て続けに読んだことがあった。

 ほんの覚書程度の内容ながら、1冊の本の著者の方々から匿名でコメントをもらうことができ、恐縮ながらも大変嬉しい思いをした。

 年末年始を利用して、また少し技術英語の本を読んでみようかと思い、定評があって値段も手ごろなこちらの本を手にとってみた。
 本書は技術英文に長らく携わってきた著者が、15年の経験をもとに科学技術論文によく使用される表現で間違いやすいものを集め解説したもの。

 第1部は「単語編」とし、according to や allow などのよく使用される言葉で間違いやすいものをアルファベット順に解説している。

 第2部は「文法編」とし、構文や文法の誤りで目立つものを取り上げて解説している。

 著者は材料科学が専門らしく、その科学論文などから、誤用例を取り上げている。専門用語などもばしばし使われるので、正直いって例文はよくわからないものが多い。

 しかし技術文書でよく見かける表現の誤用例とその解説がたくさん収録されているので、ハンドブック的に使うことができて便利。

 後半の文法編も誤用を取り上げて解説していくスタイルであり、テキスト的に読むよりも、実際場面で参照するのに役に立つのではないかと思う。

 特に論文など、やや堅い独特の表現がよく使われる文章を書く必要がある人に役に立つと思う。
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