深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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金哲彦『金哲彦のランニング・メソッド』
金哲彦のランニング・メソッド金哲彦のランニング・メソッド
(2006/11/15)
金 哲彦

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 さて子どもはなぜ、だれに変わったわけでもないのに、自然にきれいなフォームで走ることができるのでしょうか? その答えは簡単です。子どもは筋力がなく、骨格にも変なクセがついていないので、大人と違ってよけいな部分に力が入ったり、カラダのクセによってフォームが乱れたりすることが少ないのです。だからカラダは、動き易い方向に自然に動いていきます。
 ランニングの理想は、カラダが元来もっている性能を活かした走り方をすることです。つまり、これから紹介する走りのコツは、仕事や火事でついたカラダのクセを元に戻すことなのです。しかし、それらのコツは緊張した状態ではうまく実践できません。体をリラックスさせて行なうようにしましょう。

金哲彦『金哲彦のランニング・メソッド』


 ジョギングを始めようと、『3時間台で完走するマラソン』を少し前に読んだ。マラソンを完走するために必要な情報を総合的に扱っていて興味深かった。

 しかし新書という体裁上、どうしてもテキストが主体になってしまうため、よいフォームというものがわかりにくいところがあった。

 本書は、正しい走り方を身につけるにはどうすればよいかということに焦点を当てて、豊富なカラー写真を使ってランニングのフォームを解説したもの。
 初心者は走り方にクセがついてしまっており無駄に力が入ってしまっている。しかし正しいフォームを身につければ無理なく走ることができ、楽しく習慣づけていくことができるという。著者はその走り方を「羽の生えたような走り」と喩えている。

 初心者は足許を意識しがちだが、著者によればマラソン選手のフォームを身につけるには体幹を上手に使うことがポイントだという。

 ここでいう体幹とは胴体を通る一本の柱をイメージしたもの。体幹を意識すること、より具体的には丹田、肩甲骨、骨盤の3部位を使って走ることが重要だという。

 へそから約5cm下にある丹田は体の中心といわれ、この部位で体を支え、重心を置くことでバランスのとれた状態になる。

 次に大切なのが肩甲骨を引くこと。ここで、骨盤を前傾させた状態にしておくと、肩甲骨を引いたときに、骨盤が回転するように前に出る。それに伴い、自然に足が前に進む。

 この体幹を使った動きがスムーズにできるようになれば、比較的楽に体を動かすことができるようになるらしい。


 その他に、準備体操や体幹を意識するのに効果的な体の動かし方、筋肉の鍛え方、運動後のケア、痛みへの対処など、走ることを続けていくために必要な知識が解説されている。

 特にフォームが乱れてきたときに、どのように修正すればいいかという部分は非常に参考になった。

 私自身、姿勢に変なクセがついていると思っているので、走りだけでなくいろいろと参考にしたい。ウォーキングのほうがより体幹の動かし方をつかみやすいとのことで、歩くことを日常生活に組み込んでいければいいなと思う。

 付録としてレースへの参加のことも書かれているが、やはり本書の特色は正しい体の動きを大きくきれいな写真を通して示したところにあるだろう。
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