深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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金哲彦『3時間台で完走するマラソン』
3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)
(2006/12/13)
金 哲彦

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 レース時も呼吸が激しくなればなるほど、吐くほうを意識的に行なうといい。肺を空にせず、中途半端に息を吸おうとすると、前に吸い込んだ二酸化炭素を含んだ空気が残っていて、あまりうまく吸えないのだ。
 呼吸の回数やリズムを気にする人がいるが、回数は走るリズムとスピードによって違うので「△回吐いて×回吸う」と決めつけないほうがいい。
 呼吸には借金と貯金という考え方もある。呼吸をあまり意識せずに急激にスピードアップすると、スピードを上げた瞬間やその直後には、呼吸は激しくならないが、少し時間がたってから、急に苦しくなる。
 これは、酸素を貯金した状態といえる。逆に、これからスピードを上げるとき、あるいは上り坂の手前で、大きく息を吐き、新鮮な酸素を事前に肺に取り入れておくと、苦しくなく走れることがある。これは、呼吸の貯金をしたといえよう。

金哲彦『3時間台で完走するマラソン』


 最近夜中にジョギングなどをする人が増えているという記事を読んだ。私自身も数年前夜中にジョギングを行なっていたことがある。3ヶ月ほど続けたところで、季節の変わり目に風邪をひき、挫折してしまったけれど。

 言い訳としては、日常的に自転車に乗るようになったというのもある。移動手段としての自転車はすばらしいものだし、運動手段としても優秀なのは『自転車入門』はじめ多くの本で指摘されているところだ。

 しかし自転車は効率がよいから一時間以上は走らないともの足りない。またいくらクロスバイクとはいえ雨ざらしは忍びなく、室内から引っ張り出すとなると、ますますちょっと乗るだけではもったいないと思ってしまう。ある程度まとまった時間が欲しい。

 その点、私の場合、3、40分のジョギングでへとへと。十分満足感が得られる。特に必要な器具もなく、お手軽な感じがある。ジョギングと自転車をうまく組み合わせて運動する習慣を根づかせ、体力維持が図れないものかと思い立った。
 とはいえジョギングは負荷が大きく、下手をすれば体を壊しかねないので、まずは必要な知識を得ようと、こちらの本を手にとった。

 本書は、自らも箱根駅伝に出場され、マラソンの普及に努めているという著者が、一般の人でもマラソンを3時間台(サブフォーというらしい)で完走できるよう、必要な知識を提供したもの。

「マラソン完走」となると身構えてしまうが、副題には「まずはウォーキングから」とあり、趣味で走ること全体をカヴァーしているといえる。

 新書ながら300ページ近い分量で、必要なもの、フォーム、レース前、またレース中の調整・管理、トレーニング方法、ボディケア、栄養の摂り方まで紹介されていて満足できる。

 上に引いた呼吸法のところでは、あまり意識的に呼吸を一定のペースへ整える必要はないというのは意外な感じがしておもしろかった。


 ただ新書なので写真が少なく、著者が提唱する体幹、いわゆるインナーマッスルを使った走り方、よいフォームというのが分かりにくい点が残念。

 その点は他の本で補強することにしたい。とりあえずランニングシューズを買いたいなあ。
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