深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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米津一成『ロングライドに出かけよう』
ロングライドに出かけようロングライドに出かけよう
(2009/04/11)
米津 一成

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 でもそこからが本番なのだ。全知全能、自分の体力とノウハウを総動員してどうやって走りきるかを考える。どうやってこの「距離」と折り合いをつけるのか。口元まで出かかった「無理」という言葉を飲み込む。
 そう、ブルベはしんどくなってからがおもしろい。そしてそれはぎりぎりの自分を信じられる、自分に肯定的な人だけが楽しめる「大人の遊び」なのだと僕は思うのだ。
 でもそれは、ブルベにかぎったことではない。200kmでも300kmでも、それが自分にとってチャレンジであり、チャレンジする自分に肯定的であれば、誰にでもロングライドは楽しむことができるはずだ。

米津一成『ロングライドに出かけよう』


 私もクロスバイクを購入してから、生活の足はすっかり自転車に変わってしまった。ただ、あくまでも日常用途の範囲で、50kmを超えることはまずない。

 しかし秋晴れの爽やかな天気が続くと、ちょっと遠くまで足を伸ばしたくなる。そんなときに見つけたのが本書。

 本書は遠出・ツーリングどころか、それではもの足りないともっと長い距離を自転車で走ってしまう「距離感が壊れている人」たちを紹介したもの。
 全く知らない世界だったのだけれど、フランス発祥のブルベという自転車のイベントがあるらしい。200km、時には1200kmを超える距離を制限以内に走るラリー、自転車版のマラソンだという。

 本書は距離感のつかみ方から始まり、ブルベの紹介、ブルベの常連になっている6人へのインタヴュー、イベントの走り方、必要なものなどがまとめられている。

 時には仮眠を取りながら走り続けるというイベント。ロードレースのようにチームを組んだり、駆け引きがあったりするわけでもない。ひたすら自分との闘いになる。

 過酷なはずのイベントなのに、そこに参加する人たちはとても楽しそうだ。こちらまで自転車で遠くへ出かけたくなる、参加してみたくなるからふしぎ。

 自転車一つで限界まで遠くへ走り出す楽観さを持ち合わせているかは謎だけれど。


「大人の遊び」と著者はいうが、出費もかなりかさみそうで、その点でも大人向けかもしれない。GPS も欲しくなったけど、ちょっと高いなあ。
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