深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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ロジャー・J. キャラハン『TFT〈思考場〉療法入門』
TFT(思考場)療法入門―タッピングで不安、うつ、恐怖症を取り除くTFT(思考場)療法入門―タッピングで不安、うつ、恐怖症を取り除く
(2001/12/15)
ロジャー・J. キャラハン

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 前にも述べたが、TFTは、苦痛の原因と考えられる出来事自体を変えることはできない。たとえば、あなたを捨てて行った配偶者を連れ戻して、万事もとの幸せな状態に戻してほしいと言っても、それは無理だ。もし子供をなくしたのであれば、残りの人生、その現実を抱えていくしかない。そうした悲劇を抹消する方法はこの世に存在しない。だが長い間不幸な出来事にまとわりついていた傷と痛みを「取り除く」ことだけはできる。あなたがふたたび人生の主役になること、ふたたび人生を楽しむこと――それを可能にするのがTFTである。

ロジャー・J・キャラハン『TFT〈思考場〉療法入門』


 最近一部で注目されているタッピング・セラピー。TFTとかEFTとか呼ばれる名前は知っていてずっと気になっていたところ、図書館で本書を見つけたので読んでみることにした。

 本書はTFT(Thought Field Therapy)を編み出したという著者自らによる思考場療法の解説書。前半部が理論編、後半部が実践編になっている。

 このTFTというのは、東洋医学の「経絡」という考えに影響を受け、体のつぼを押さえることで感情的苦痛を和らげようというもの。
 著者は感情的苦痛をパータベーションと呼ぶ何らかの妨害要因によるものだとする。つぼを押さえることでエネルギーの流れにアクセスし問題を解決するのだとする。

 その際、パータベーションが存在する思考場に意識を集中しておくこと(チューニング)が必要であり、この状態で症状ことに決められた一定の順序(アルゴリズム)でタッピングすることで、パータベーションを分離するのだという。

 このあと、トラウマ、不安、恐怖症、うつなど様々な感情的苦痛に対するアルゴリズム・処方箋が詳しく紹介されている。


 正直いって、そのメカニズムのほうはさっぱりわからない。あまりにも高い治癒率とその効用の強調がずっと続くこともあって、オカルト療法としか見えない……。

 と、あまり納得はできなかったのだが、しかし、かなり効いたという話はよく聞く。

 症状ごとに5分程度つぼをたたくだけというのもお手軽であり、特に害があるようにも思えない。一度試してみるだけ試してみようかなと思う。
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