深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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忌野清志郎『サイクリング・ブルース』
サイクリング・ブルースサイクリング・ブルース
(2006/06)
忌野 清志郎

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勝ち負けにこだわって、頑張り過ぎると息切れする。
どんな険しい坂道も長い道のりも、いつかは着くだろうと、ゆるい気持ちで走ることが大切だ。これは人生にもいえること。
いくら頑張っても、世間の評価とかはそう簡単にはついてこない。
そんな経験を僕なんかずっとしてきたから、そういう価値観にしばられたくない。
なによりも大事なことは、自己満足。
自分の走りに納得できれば、それでいい。

忌野清志郎『サイクリング・ブルース』


 今年5月にお亡くなりになった忌野清志郎さん。私の中では「ちびまる子ちゃん」のEDぐらいでしか知らなかったけれど、死後の報道で自転車の熱烈なファンだったことを知った。

 本書は50歳で自転車にはまった清志郎さんが、自転車で走った各地の写真に、自転車への思いや考えたこと、楽しみ方などを寄せたフォトエッセイ。

 雪崩に巻き込まれた息子を80歳の父親が救出したというニュースに発奮し、子どもを助け出せる体力が自分にあるのかと思ったのが自転車に乗るきっかけだったという。
 その楽しみ方の基本はLSD(Long Slow Distance)、ゆっくりと無理をせず長い距離を走ること。

 気負わずに何より楽しむこと、気持ちよくなることを第一においた自転車との付き合い方は共感でき、こんな風な年の取り方をしたいと思う。

 文章も下手にかっこつけないで、素直に思っていること、感じていることを吐露している感じがして、それがかっこよくとてもいい。

 生まれ変わったらまたオレンジ号に乗って今度はサラリーマンになりたい。そして自転車に乗って毎日通勤したい、といっていて笑ってしまう。どこかふしぎな感じがする。


 後半は自転車関連のグッズの紹介、LSDの自転車の乗り方、メンテナンスなど、簡単な紹介になっていて自転車入門としても読める。

 ただし商品は結構ハイエンドなものが多い気がする。その点、いろいろと物欲を刺激されて困る。
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