深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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根岸裕『和英翻訳ハンドブック』
和英翻訳ハンドブック―新聞記事翻訳の現場から和英翻訳ハンドブック―新聞記事翻訳の現場から
(1999/09)
根岸 裕

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 誤用というよりも,むしろ,誤訳に近いケースもここでは取り上げた.「…以上」,「…以下」がその代表的な例で,日本語の意味を正確に理解していないために生じたミスである.英語そのものが間違っているわけではないので,コピーエディターに消されることはない.日本語の原文と英文翻訳とを照合している日本人が目を光らせなければならないところである.

根岸裕『和文英訳ハンドブック』


 図書館でおもしろそうなライティング関係の英語の本を見つけたので久々に読んでみた。

 本書は日経新聞の翻訳に携わっていた著者が社内向けに使っていたテキストを一般学習者向けに編集しなおしたもの。

 日本人翻訳者が書いた記事は、ネイティブのコピーエディターによるチェックを経て修正されるという。そこから日本語的な発想と英語的な発想からなる文を対照させていく。

 基本的には各項目ごとに、日本語の記事と修正前の翻訳と修正が行われた英文とがセットで並べられている。個々の文章は短いがかなりの分量が収録されている。
 借り物のためざっと読んだだけでも、修正前と後では劇的に読みやすさが変わっていたりして参考になる。

 ただし新聞記事の翻訳というかなり特殊な領域であるため、日常用途にそのまま使えるわけではないかもしれない。新聞の翻訳に興味がある人はもちろん必読だろうけれど。

 とはいえ英字新聞に使われる経済学的な用語にも詳しくなれるし、いい本だと思った。
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