深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
岡本浩一『最強の英語上達法』
最強の英語上達法 (PHP新書)最強の英語上達法 (PHP新書)
(2002/10)
岡本 浩一

商品詳細を見る

 相撲のラジオ中継をアナウンサーがやっているような場合には、「相撲の展開をアイコニックメモリに入れる」→「ワーキングメモリで認識する(技の知識を長期記憶から呼び出して照合する)」→「技を言語化する」→「言語化した展開を発話する」というプロセスをおびただしい速さで続けているわけである。

岡本浩一『最強の英語上達法』


 ここ最近英語は英語学習本からも離れがちだった。気合を入れ直すために、手にとった一冊。

 著者は意欲的に本を執筆している心理学者ということで一度読んでみたいと思っていた。英語の本ということで少し意外に感じるが、略歴をみると英語にも堪能らしい。

 本書は「日本人は英語ができない」という数々の迷信にに反論し、高度な英語能力とはどういうものか、その身につけ方などを解説するもの。
 日本人にも英語の習得は不可能ではないと背中を押してくれる点では心強いが、著者が設定する英語能力はかなり高度でその習得に困難が伴うことを指摘している。その点では『英語達人塾』に似ている。

 しかし著者が仕事をこなしながらも実行可能という点に気をつけたというように、本書で提唱する基本的なトレーニングは主に次の2つで、比較的に取り組みやすいと思う。

 一つは単語帳を利用して1日40語程度を覚えていくこと。そして記憶の特性から、3日目と7日目に復習することが薦められている。

 もう一つは単文ではなくパラグラフ単位で文章を覚えるパラグラフ・トレーニング。気に入ったパラグラフを少なくとも2度は音読するとよいという。

 引用した部分のような記憶のモデルを使って、英語を習得・使用に関わる心理学的な説明を行っている点もおもしろい。しかし、かなり踏み込んで書いているなあと思った。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://deepseafishtank.blog123.fc2.com/tb.php/154-04be5048
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。