深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)
(2008/05/29)
山本ケイイチ

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 長い間ベストセラーに残っていたこの本。タイトルには少しひいてしまうが、評判も悪くなさそうなので読んでみた。

 想像していたのとは異なり、トレーニング種目や適正な負荷の選び方、セット数、アフターケアなど具体的な筋トレの方法に関しての情報はほとんどない。

 また筋トレが仕事に対してどのように直接的にプラスに働くかということに関しても、それほど多くないし明確でもないと思う。

 では何が書かれているかというとトレーニングに関しての基礎知識とそれを続けていくために必要なこと、注意点が中心になっている。
 そしてトレーニングで成功する人が持つ「目標を明確にし、そこまでの道のりを具体的な手段に落とし込み、それを実行する強い意志を持つ」という部分が、ビジネスにも通じるのだいう。

 社会的な成功を収めた人たちが、たいていのことは金で手に入っても肉体は買えない、肉体面では大したこともできない自分と孤独に向き合いたい、とジムに通い出すのは何かすごいなと思う。

 かくいう私も筋トレを始めようかと思っている。といっても立派な理由からではなく、身一つでも細々と食っていけないかという理由で。

 思っていたのとは少し違ったが、ストイックな感じが嫌いではなく、なかなかおもしろい本だと思った。

 最後に印象に残ったこの本の結語を。これから読まれるつもりの人は読まないほうがいいかもです。

 精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されていく。そして鍛えるという行為は、自分自身の意志で、自分でやるしかない。誰も代わりに強くなってはくれないし、他人がバーベルを上げてくれても、自分が強くなるわけではない。
 精神力そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることはまったくの同列である。
「自らの意志で、自らに辛いことを課す」
 これは精神にも筋肉にも共通する、普通の精神原理なのである。
 黙々と孤独にマシンに向かう成功者の姿は、そのまま、彼らがビジネスのピンチをいかにタフに乗り越えてきたかを物語っている。筋肉だけではなく、人間性そのものが「超回復」を続けているのが分かる。私は指導をしながら、いつも感動せずにはいられない。
 鍛え上げられた筋肉は、人間としての成長の軌跡だ。彼らを見ていると、私はそのような確信に至るのだ。

山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』

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