深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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河村健吉『自転車入門』
自転車入門―晴れた日はスポーツバイクに乗って (中公新書 1926)自転車入門―晴れた日はスポーツバイクに乗って (中公新書 1926)
(2007/12)
河村 健吉

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 ギア比は前と後ろのギアの組み合わせで、ペダルを一回転させると後輪が何回転するかをあらわす。ギア比が1ならペダルを一回まわせば後輪は一回まわり、ギア比が2ならペダル一回転で後輪はニ回転する。ギア比2はギア比1よりペダルが重くなり漕ぐ力がいるが、同じ回転数なら早く走れるので距離もかせげる。
 ギア比は次のように計算する。
 ギア比=クランクのギアの歯数÷後輪のギア歯数

河村健吉『自転車入門』


 ガソリンの高騰のせいか、私の住む地方でも自転車に乗る人をよく見かけるようになった。そんな私も車を購入・維持する甲斐性はなく、自転車に関心を持っている。

 本書は60歳を間近に退職をし、コンサルタント・著述業の傍ら運動不足のために始めた自転車にのめりこんだ著者が書いたスポーツ自転車の入門書。

 そういったわけで想定読者はいくらか高め。とはいえ、いくらかディレッタント的な感じがする面はあっても、自らの体験を語りながら基本的な知識を与えてくれるので読みやすい。
 クロスバイクを買って自転車の魅力にとりつかれロードバイクを購入するという体験談から、自転車の各部の名称、乗り方や周辺器具の説明が続く。また自転車と健康の関係、自転車に関わる交通法規、そして著者の自転車散策のエッセイなども含まれている。

 ドロップハンドルのロードバイクに乗ってみたいと思って頑として突き進むところや、健康への効用を語りながらメタボ政策が自転車の純粋な楽しみを阻害すると反発するところなどは、著者の性格と自転車への思いがにじみでていておもしろい。

 自転車を買って楽しむのに必要な知識はほとんど手に入ると思うけれど、一つ難をつけるとすれば、スポーツ自転車を楽しむには意外にも多くの物と手間がかかることがわかり、敷居が高いのではないかと思ってしまうところ。

 特に露天への放置はやめたほうがいい、また分解が容易なため盗難の危険に遭いやすいといった管理面は結構大変だなと思った。

 しかし参考文献も取り上げられているのは嬉しい。著者ほどの行動力のない私は、これを参考にもう少し調べてみようと思う。
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