深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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ピーター・ドラッカー『ドラッカー20世紀を生きて』
ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書 (私の履歴書)ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書 (私の履歴書)
(2005/08)
ピーター・F. ドラッカー

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 そんなある日、地下鉄のピカデリーサーカス駅にある英国最長のエスカレーターの上りの側に乗っていると、下りの側に見覚えのある若い女性を見つけた。フランクフルト大学時代に知り合い、後に妻となるドリスだ。
 お互いに狂ったように手を振り合った。私は上りきると下りに乗り換え、彼女は下りきると上に乗り換える。そんなことを四回も繰り返しただろうか。そこでようやく私が乗り換えをやめて合流できた。私にとって人生最高の瞬間だったと思う。

ピーター・ドラッカー『ドラッカー20世紀を生きて』


 ドラッカーの著作は以前から読みたいと思っていたけれど、何から読んだらいいか悩み、自伝的なものから入ってみることにした。

 本書は日経新聞に「私の履歴書」シリーズとして27回にわたって連載されたものを、訳者が説明を補って一冊にまとめたもの。付録として著作一覧などが

 新聞の連載ということで紙幅が限られているため、個々のエピソードはかなり短い。全体でも150ページほどでさらっと読める。

 長いドラッカーの生涯でも前半生のエピソードが多いように思う。そのイメージの濃い経営に関する部分はそれほど多くない。
 しかし第一次世界大戦前夜のオーストリアに生まれ、ナチスの危険性を指摘し、イギリスそしてアメリカへと20世紀の重要な局面を間近で見てきたことがわかって興味深い。

 フロイトやケインズといった人たちとも出会っていて、本当に20世紀を代表する人だなという感じがする。

 近々その著作にも挑戦するつもり。
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