深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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酒井穣『はじめての課長の教科書』
はじめての課長の教科書はじめての課長の教科書
酒井穣

ディスカヴァー・トゥエンティワン
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 企業活動の目的は、企業に関係しているすべての人をできる限り満足させることにもあり、その「すべての人」の中には、問題社員も含まれています。
 多少の問題があることを理由に事実上のクビとしたり、完全に無視してしまうようなら、いずれそれを悔いることになります。逆に、こうしたことをまったく罪と感じないような人間には、人の上に立つリーダーたるべき資格がないといってもいいでしょう。
 豊臣秀吉の軍師として名高い黒田如水ですら、あらゆる自らの決断に後悔することが多かったと言っています。そんな黒田如水に、まさに一級の武将、小早川隆景は「損得ではなく、仁愛によって決断すれば結果によらず後悔することなどない」という趣旨のことを説いたそうです。これはそのまま現代の管理職にも通じる思想といって良いでしょう。

酒井穣『はじめての課長の教科書』


 この本は課長本の嚆矢となった著作ということになるのだろうか。数年前に話題になったときにウィッシュリストに放り込んでおいたところ、手ごろな価格になっていたので購入してみた。

 組織をフラット化しようとする流れが大きくなっていく中で、あえてピラミッド型組織を組織の基本形として据え、その中でミドルマネジメントの担い手である課長の役割と重要性を説きおこすもの。

 特に、欧米型の経営層と従業員を分ける二元型の組織論ではなく、従来の日本の組織で果たしてきた中間管理職の役割に着目し、トップとボトムの結節点としてのミドル層が描き出されている。
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リチャード・ワイズマン『その科学が成功を決める』
その科学が成功を決めるその科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン,木村 博江

文藝春秋
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 研究によると、人は人生を振り返って、自分がしなかったことを悔やむことが多い。それを踏まえて、公開しないための簡単で効果的な方法がある。
 まず一つは、チャンスに対してはつねに「実行」を心がける。作家のマックス・ルカードはこう書いている。「努力を傾ける、時間を作る、手紙を書く、謝る、旅にでる、プレゼントを買う。なんでも、したほうがいい。つかんだチャンスは喜びを生む。逃がしたチャンスは後悔を生む」。二つ目は、もし後悔するはめになったら、状況を改善する方法を考える。手紙を書く。電話をかける。家族とすごす時間を増やす。壊れた関係を修復する。大学に入りなおして資格をとる……。後悔を目覚まし時計がわりにして、やる気を起こすのだ。三つ目に、状況を改善する手だてがまったくない場合。自分が手に入れそこねた想像上のプラスのことがらに、制限をつける。「あのときああしていれば」手に入ったかもしれないことについて思い悩むのをやめ、いまの状況のいい点を三つ考える。そして、「もしああしていれば」自分に降りかかったかもしれないマイナス点を三つ考える。

リチャード・ワイズマン『その科学が成功を決める』


 近所の図書館を歩いていたら、通路側にピックアップされて展示されていたのがこの一冊。『その数学が戦力を決める』を思わせるタイトル、装丁。否が応でも目についてしまう。

 目次を開くと、“「自己啓発」はあなたを不幸にする!”というセンセーショナルな言葉が飛び込んできて、ついつい読み出してしまった。

 巷に流布している自己啓発的な方法は数多くあれど、それに従う迷える人間が必ずしも成功し幸せになれないのは何故なのか。
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