深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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岡本浩一『最強の英語上達法』
最強の英語上達法 (PHP新書)最強の英語上達法 (PHP新書)
(2002/10)
岡本 浩一

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 相撲のラジオ中継をアナウンサーがやっているような場合には、「相撲の展開をアイコニックメモリに入れる」→「ワーキングメモリで認識する(技の知識を長期記憶から呼び出して照合する)」→「技を言語化する」→「言語化した展開を発話する」というプロセスをおびただしい速さで続けているわけである。

岡本浩一『最強の英語上達法』


 ここ最近英語は英語学習本からも離れがちだった。気合を入れ直すために、手にとった一冊。

 著者は意欲的に本を執筆している心理学者ということで一度読んでみたいと思っていた。英語の本ということで少し意外に感じるが、略歴をみると英語にも堪能らしい。

 本書は「日本人は英語ができない」という数々の迷信にに反論し、高度な英語能力とはどういうものか、その身につけ方などを解説するもの。
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山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)
(2008/05/29)
山本ケイイチ

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 長い間ベストセラーに残っていたこの本。タイトルには少しひいてしまうが、評判も悪くなさそうなので読んでみた。

 想像していたのとは異なり、トレーニング種目や適正な負荷の選び方、セット数、アフターケアなど具体的な筋トレの方法に関しての情報はほとんどない。

 また筋トレが仕事に対してどのように直接的にプラスに働くかということに関しても、それほど多くないし明確でもないと思う。

 では何が書かれているかというとトレーニングに関しての基礎知識とそれを続けていくために必要なこと、注意点が中心になっている。
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高村精一(監修)『自転車乗り快走ノウハウ』
自転車乗り快走ノウハウ基本から応用まで―誰でも楽しめる (るるぶDo!)自転車乗り快走ノウハウ基本から応用まで―誰でも楽しめる (るるぶDo!)
(2007/01)
不明

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 最も意識してほしいのは「腹でペダルを回すこと」上半身と下半身をつなげて身体をひとつにすれば、もっと効率よく走れるのではないか? その答えは腹にある。腹部には姿勢を支える腹直筋、腹斜筋などの腹筋群、そして真相部で脚を引き上げる腸腰筋がある。
 さらに、腹圧で骨盤を安定させ、踏み込む際に大きな力を発揮する横隔膜がある。通常、横隔膜は呼吸の度に収縮と弛緩を繰り返しているが、意識すれば常に収縮させていることが可能だ。座って踏ん張っている状態が腹圧がかかっている状態。平らな道でスピードを上げるとき、それを維持するとき、登り坂で踏み込むときに使う。

高村精一(監修)『自転車乗り快走ノウハウ』


 自転車を乗っている時間よりも自転車について調べている時間が多くなっているような気がしてきた昨今。

 というわけでスポーツ自転車入門書3冊目。これも『自転車入門』で紹介されていた一冊。

「基本から応用まで」ということで、自転車の種類から必要になるアクセサリー類、自転車の乗り方までを扱っている。
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桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
(2007/03)
桜庭 一樹

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 あたしは両手で顔を覆ったまま、洗濯機に頭を突っ込んで、声を殺して泣いた。藻屑。藻屑。もうずっと、藻屑は砂糖菓子の弾丸を、あたしは実弾を、心許ない、威力の少ない銃に詰めてぼこぼこと撃ち続けているけれど、まったくなんにも倒せそうにない。
 子供はみんな兵士で、この世は生き残りゲームで。そして。
 藻屑はどうなってしまうんだろう……? 

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』


 桜庭一樹さんが「私の男」で直木賞を受賞したと聞いたときは少し驚いた。やはりライトノベル作家のイメージが強かったから。

 桜庭一樹の名前を初めて知ったのがこの『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』だった。救いのないストーリーだが傑作だという評判をぽつぽつと見かけた。

 だから彼女の作品を読むときは、インパクトのあるタイトルが強く印象に残っているこの作品からにしようと思っていたのだった。
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結城未来『頭がよくなる照明術』
頭がよくなる照明術 (PHP新書)頭がよくなる照明術 (PHP新書)
(2006/11)
結城 未来

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 日本のほとんどの電器店では、とにかく光が洪水のようにあふれいます。すると、それぞれの光のよさは目立たず、青白い光がいちばん明るくきれいに見えるのです。そこで、メーカーや店頭で「リラックスするには電球色がよいです」といくら訴えても、青白い昼光色がダントツで売れてしまっているのが現状。日本で昼光色の蛍光灯ばかりがあちらこちらで使われている原因の一つが、店頭で惑わされてしまうせいなのです。
「ランプを変えて生活を快適にしたい」と思ったら、「寝室のスタンドには電球色、リビングの天井には昼白色」というように、自分でしっかり決めてからでかけましょう。

結城未来『頭がよくなる照明術』


 知人を部屋に招いたときに蛍光灯の光が苦手だという話になり、間接照明に関心を持ちこの本を借りてきた。

 著者は残念ながら存じ上げなかったが、テレビなどでも活躍されている方らしい。インテリアコーディネーターの勉強をされているうちに、照明の大切さに気づきナビゲーターになろうと思われたらしい。

 本書は主にビジネスマンを対象に、場面やように応じた照明の使い方を解説している。活動する場面と休息する場面での光の使い方はもちろんのこと、光と深い関係にある睡眠についての記述も多い。
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色川武大『うらおもて人生録』
うらおもて人生録 (新潮文庫)うらおもて人生録 (新潮文庫)
(1987/11)
色川 武大

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 今にして思うと、高校ぐらいまでの学校というものは、知識を身につけるところというよりも、物事を教わる癖、物事を覚えるという癖、そういう癖を身につけていくところなんだろうな。一応、自分をできるだけ白紙にして、基本のところをなんでも素直に呑みこんでいく。知識というよりも、自分が偏頗(かたより)にならないように、バランスを拡げていくところだったんだ。
 (中略)
 ところが、そのあとで、なるべく早い折に、専門課程に進んでからか、あるいは実社会に出てからか、姿勢の大転換をはかる必要がある。基本のところでは自分をできるだけ白紙にして、器を大きく拡げたら、そのうえで今度は、自分にうんとこだわっていく。これは大切なポイントなんだが、ここのところでは、逆に精いっぱい頑固になる必要があるんだ。

色川武大『うらおもて人生録』


 阿佐田哲也名義の『麻雀放浪記』には前から関心があったのだけれど、大部なので手頃なこちらに手をつけてみた。

 本書は劣等生だったと自ら語る著者が、劣等生やその親に向けて、優等生じゃなかったとしても人生をいかにしのいでいくかを語ったもの。

「やくざな世界」に生きてきた人という読む前の身構えはあっという間に解けてしまう訥々とした素朴な語り方が印象的。
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スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』
ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)
(1977/04)
スタニスワフ・レム

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「それはきっと夢なんだよ」私は仕方なしに聞くのをあきらめて、ほっと溜息をついた。「さあ、電気を消して寝よう。朝までもう何も思い悩むことはない。朝になって、気が向いたら、何か別の新しいことを考えよう。いいだろう?」
 ハリーは、スイッチに手を伸ばした。部屋の中が暗くなった。私は冷えてしまったベッドに身を横たえた。しだいに近づいてくるハリーの息づかいが暖かく感じられた。私はハリーを抱き寄せた。
「もっと強く」ハリーがささやいた。そして永い沈黙のあとで言った。「クリス!」
「なに?」
「あなたを愛しているわ」
 私を声を限りに叫び出したい気分だった。

スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』


 少しずつSFにも手をつけていきたいなということで、言わずと知れたレムの傑作SFを読んでみた。

 最近ポーランド語からの新訳が出たようだけれど、安きに流れて旧訳で。正確さの判断はできないが、この旧訳は読みやすく十分に楽しめる。

 海に覆われた惑星ソラリス。主人公ケルビンは宇宙船プロメテウス号からソラリス・ステーションへと飛び立つ。しかし、ステーション同僚は彼の前に現れようとしない。いぶかしむ彼の前に死んだはずの恋人ハリーが現れる……。
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ピーター・ドラッカー『非営利組織の経営』
ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営
(2007/01/27)
P.F.ドラッカー

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 幸か不幸か、いかなる組織にも危機はくる。必ずくる。その時がリーダーに頼る時である。リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。危機がくるまで待つことは責任の放棄である。暴風雨を予期し、先手を打たなければならない。それがイノベーションである。倦むことのない刷新である。

ピーター・ドラッカー『非営利組織の経営』


 企業が共同体としての機能を失っていくように思われる中で、『ネクスト・ソサエティ』『明日を支配するもの』でドラッカーが指摘するように企業以外のコミュニティが重要性を増してくるかもしれない。

 ドラッカーは早くから非営利組織に注目していたらしい。本書は1990年に出た非営利組織についての古典ということで手にとってみた。

 本書は文字通り非営利組織といえども経営が不可欠であることを説いた本。共鳴者から寄付を集めるだけでなく、人々を活動へと参与させていくにはマネジメントを考える必要がある。
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出口治明『生命保険入門』
生命保険入門生命保険入門
(2004/06)
出口 治明

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 なぜ,このような格差が生じるのだろうか? 定期保険料は予定利率の影響をあまり受けず(責任準備金がすくない)また,日欧米とも死亡率には大差がないので(厳密に言えば日本のほうがやや長命なので保険料は安くなる方向,ただし,日本の方が死亡率の安全割増を大きく見込んでいるので,この点では日本の保険料のほうが高くなる方向にある)主たる差異は付加保険料の大きさによると推測される.表4-4に見られるように,販売チャンネルが多様化しているアメリカでも,新契約販売チャネルのコスト比較を行うと,専属の営業職員による販売チャネルが最もコスト高となる.すなわち,わが国のように,多数の専属営業職員を抱えた生命保険業界では,付加保険料の大きい定期保険をたくさん販売しないと,販売チャネル自体を維持することができない企業構造になっているのである.いわば,商品の定期化と営業職員制度(販売チャネル)の維持とは,ニワトリと卵の関係にあるといってよい.なお,現在わが国で販売されている大手生命保険各社の主力商品では,一説によると営業保険料の3割前後が付加保険料であるといわれている.

出口治明『生命保険入門』


『こんな時、あなたの保険はおりるのか?』を読んで、保険を見直してみようかと近頃考えている。

 一冊読んだだけではいささか心許ないので、よい機会でもあり生命保険について軽く調べてみる気になった。そこでその名もずばりな本書を借りてきた。

 本書は保険会社に勤めていた著者が生命保険の仕組みや歴史、その種類や業界の問題点から保険との付き合い方、理想とする保険のあり方までをまとめたもの。
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丹羽隆志、中村博司『大人のための自転車入門』
大人のための自転車入門大人のための自転車入門
(2005/09)
丹羽 隆志中村 博司

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 だがそれを毎週末でも走れるようになるためには、無理のないベース配分、ぺだりんぐ、食物補給や休憩などが欠かせない。グループで先頭交代をしながら走ると、そのペースは驚くほど上がるし、消耗も少ない。また、天候、風向、日照時間などを考えたプランニングも大切だ。
 いずれにしても100kmという距離は、スポーツサイクルにとって、大きな節目と考えてよい。このように書くと、100kmはとてつもなく大きな壁に感じられるかもしれないが、一つひとつのノウハウを身につけることで十分に可能なことである。20km、50kmに比べて、はるかに体脂肪の燃焼量も多くなる。継続的に行えれば、体型も目に見えて変わってくるだろう。
 繰り返しいうが、健康を意識したスポーツサイクルは、一時の達成感で満足してはいけない。継続することに意味があるのだ。

丹羽隆志、中村博司『大人のための自転車入門』


『自転車入門』でも紹介されていたこともあり読んでみた。

 本書はタイトルどおり中高生の若い世代のスポーツとしてではなく、30歳以降の大人になった人がゆるやかに無理なく続けられていけるスポーツとしての自転車指南書となっている。

 そういった主旨から、健康への利点を真っ先に持ってきて強調している。これが実に効果的で、自転車っていいかもと思わせるのに成功している。
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