深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
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石井希尚『この人と結婚していいの?』

 しかし、男性と女性はもともと違うのです。これが大前提であるあることには変わりはありません。もともとの造りが違うのですから、違って当然なのです。人は往々にして、自分と違うということを受け入れる代わりに拒否する傾向があります。しかし、そうではなくて、違うからこそ、尊敬に値するものだということをまず最初に理解することに努めましょう。
 違うからこそ敬意を表するのです。
 すべてはそこから始まります。
 今までは「なんでこの人はこうなんだ」とイライラしていたかもしれません。でもこれからは尊敬と驚きをもってあなたのパートナーを見ようではありませんか。
 今日があなたの未知との再遭遇の日なのです。

石井希尚『この人と結婚していいの?』


 この歳になるまで結婚というものに縁がなく、今後も縁はないのだけれど、周囲ではさすがに結婚する人たちが増えてきた。

 そんなわけで結婚相手を紹介されたときに、品定めしてみようという下世話なお節介心がむくむくと湧き起こってきてしまった。そこで以前、どこかのサイトで見かけたこの本のことを思い出し、読んでみることにしたのだった。
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中島義道『人を〈嫌う〉ということ』
ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)
(2003/08)
中島 義道

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「前科者!」とか「人殺し!」とか「私生児!」とか「オカマ!」とか「インポ!」とか「片端!」とか「パンパン!」とかとかの言葉を投げつけられた当人は、常日頃そのラベルの不当性に激しく抗議しているはずなのに、とっさに他人からこうした言葉の矢が飛んできたとき、平静ではいられない。頬は熱くなり、心臓の鼓動は速まる。こうした身体の変化をもって、自分がその言葉を引き受けていること、そしてそうした自分に羞恥心を抱いていることを承認している。つまり、頭でどう思おうと、身体全体で反応する羞恥心を通じて、こうした呼称が自分に貼られる正当性を承認しているのです。それがまったく不当であると感じているのなら、生じるのは怒りだけであって、羞恥心ではないはずですから。

中島義道『人を〈嫌う〉ということ』


 年末、プリンタを借りようと妹の部屋に入ると、目についたのがこの本。また変なものを、と思ったら、著者が中島義道さんで吃驚。

「あの子も人間関係で悩んでるのかしらん」と要らぬ心配を抱きながらも、嬉々として拝借してきた次第であります。

 本書は文字通り、「人を嫌うということ」が自然なことであり、またどこまでも理不尽なものであり、その気持ちを見つめ付き合っていくことを説いたもの。
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山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)
(2001/11)
山田 ズーニー

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 つまり、書くことによって、あなたがあなたの潜在力を生かし、読み手を共感させることだ。読み手に、共感・納得・発見などの心の動きが生まれれば、やがてそれは読み手の内部で大きな振動となって、読み手自身の潜在力を揺さぶり起こすだろう。そういうふうに人に伝わる、人を揺さぶる文章を目指そう。

山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』


 文章術に関する本を読むのは好きで定期的に読んでいる。実践のほうはさっぱりできていないのだけれど。

 本書はウェブサイトの「ほぼ日刊イトイ新聞」で「おとなの小論文教室」を連載していたりと、活躍されている山田ズーニーさんの初めての著作。

 小論文といった形式が限定されているものや、文学的な表現へ志向された文章術の本が多い中で、その中間ともいえる日常で使われるような機能文といったものを対象としている。

 上司の説得や謝罪文、議事録、メールなども射程に入っている。それだけでなくコミュニケーション全般について考えていく。
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デール・カーネギー『話し方入門』
話し方入門 新装版話し方入門 新装版
(2000/09)
D. カーネギーDale Carnegie

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 スピーチの準備とは、気のきいた言葉を集めて、それを書きとめたり記憶したりすることでしょうか? いいえ。では、自分にとって実際はほとんど心に響いてこないような意見の数々を、思いつきで集めることでしょうか? とんでもない。それは、あなたの思い、あなたの考え、あなたの信念、あなたの望みを、組み立てることなのです。そういう思いや願望を、あなたは持っているのです。目ざめている間はいつもそれは胸のうちにあり、どうかすると夢の中でさえ、たくさんの思いがうごめいています。存在のすべてが、感情と経験で満ちているとも言えるでしょう。それらは潜在意識の奥深く、海辺の小石のように厚い層を成しているのです。スピーチの準備とは、考えること、さらに深く考えること、思い出すこと、最も心を引かれるものを選び出すこと、それらに磨きをかけて一つのパターンにまとめ、あなたの独自のモザイク模様を作ることです。それほどむずかしそうではないでしょう? 必要なのは、多少の集中力と目的意識を持った思考だけです。

デール・カーネギー『話し方入門』


「人を動かす」「道は開ける」で有名なデール・カーネギー。本書は話し方教室を開いていた彼が臆せずにスピーチに臨む方法を説くもの。

 長く読み継がれてきただけあって、今でも古びていないよい本だと思う。スピーチに限らず、文章を含め他人に何かを伝えるという面に応用がききそう。

 リンカーンなどの演説の名手に言及しながら、スピーチの切り出し方、まとめ方、わかりやすい話し方など、さまざまな技術がまとめられている。
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デイビッド・コープランド、ロン・ルイス『モテる技術』
モテる技術 (ソフトバンク文庫NF)モテる技術 (ソフトバンク文庫NF)
(2008/07/17)
デイビッド・コープランドロン・ルイス

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 女性にとって、恋は独自の、非常に個人的なもので、親密な感情と愛に満ちた経験である。女性にとって、恋は一種の「空想的」なものである。女の子は、ごく小さいうちから恋に憧れを持ち始めることがしばしばで、そのため男性のロマンチックな申し出に応える心の準備も整っているのだ。子供向けの本や、ときには漫画にさえも、女性が男性に口説き落とされるシーンや、勇敢で大胆不敵な男性に助けられたり、城の塔から救い出される。女性は、男性に求愛されることを望み、期待するように社会によって育てられてきたのである。男性の中には、この現実に異議を申し立てる者もいる。しかし著者はこの現実を受け入れ、女性との関係をより良いものにし、より多くの女性にモテるようになるために利用しようと考えているのだ。あなたに異論があるなら、いくらでも反論してくれればいい。けれども、あなたがモテる男になりたいのなら、常にロマンチックな演出を心がけることの大切さを知っておかなくてはならないのだ。

デイビッド・コープランド、ロン・ルイス
『モテる技術』


 作家の滝本竜彦さんは一時期自己啓発本を読み漁っていたという。その滝本さんが以前どこかですすめられていて、興味を持ったので読んでみた。

 著者たちは女性にモテるには技術が必要であり、それを習得しさえすれば誰でも女性と付き合えるようになるという。本書はその技術をまとめたマニュアル本。

「多くの女性とセックスして人生を楽しもう」といかにも軽い感じだけれど、上から目線で語るような不快なものではないので、決して嫌いではない。
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