深海魚の水槽
読んだ本のメモなどを残していく予定です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
原作を読んで「思い出のマーニー」を振り返る
新訳 思い出のマーニー (角川文庫)新訳 思い出のマーニー (角川文庫)
ジョーン・G・ロビンソン,越前 敏弥,ないとう ふみこ

KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング : 3998

Amazonで詳しく見る

 先日、スタジオジブリの映画「思い出のマーニー」を観てきたということを書きました。上映前はほとんど関心がなかったのに、いざ映画館に足を運んでみると、思いのほかおもしろく、観終わった後も心に残っています。

 映画化に合わせて新訳がなされ、文庫で手ごろに入ることも知り、早速買ってきて読んでみました。改めて原作を読んでみると、意外にもきっちりと原作を映像化しているんだなと感じます。

 映画だけでももちろん楽しめましたが、原作と合わせて読むとより楽しめるのではないかと思いました。ということで原作を読んだ上で、もういちど映画のことを振り返ってみようと思います。

 以下、内容についての言及を含みますので、映画を見ていない方はお気をつけください。
[原作を読んで「思い出のマーニー」を振り返る]の続きを読む
スポンサーサイト
石井希尚『この人と結婚していいの?』

 しかし、男性と女性はもともと違うのです。これが大前提であるあることには変わりはありません。もともとの造りが違うのですから、違って当然なのです。人は往々にして、自分と違うということを受け入れる代わりに拒否する傾向があります。しかし、そうではなくて、違うからこそ、尊敬に値するものだということをまず最初に理解することに努めましょう。
 違うからこそ敬意を表するのです。
 すべてはそこから始まります。
 今までは「なんでこの人はこうなんだ」とイライラしていたかもしれません。でもこれからは尊敬と驚きをもってあなたのパートナーを見ようではありませんか。
 今日があなたの未知との再遭遇の日なのです。

石井希尚『この人と結婚していいの?』


 この歳になるまで結婚というものに縁がなく、今後も縁はないのだけれど、周囲ではさすがに結婚する人たちが増えてきた。

 そんなわけで結婚相手を紹介されたときに、品定めしてみようという下世話なお節介心がむくむくと湧き起こってきてしまった。そこで以前、どこかのサイトで見かけたこの本のことを思い出し、読んでみることにしたのだった。
[石井希尚『この人と結婚していいの?』]の続きを読む
『思い出のマーニー』観てきました
 去年の『風立ちぬ』に続いて映画館まで足を運んできました。派手なエンターテイメント性こそないものの、個人的にはとても好きな作品です。

 主人公の杏奈が訪れる海辺の町で、厄介になる親戚のおじさん、おばさんの車から見えるサイロ、緑に囲まれた工房を兼ねた家、与えられた2階の部屋から見える入り江の風景、そして入り江の向こう岸に見える古めかしいお屋敷。

 そのどれもが美しく、北海道が舞台であるのに全く違った世界の風景を見ているような気になります。
[『思い出のマーニー』観てきました]の続きを読む
アイデアのつくり方アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング,竹内 均,今井 茂雄

阪急コミュニケーションズ
売り上げランキング : 293

Amazonで詳しく見る

 私はこう結論した。つまり、アイデアの作成はフォード車の製造と同じように一定の明確な過程であるということ、アイデアの製造過程も一つの流れ作業であること、その作成に当って私たちの心理は、習得したり制御したりできる操作技術によってはたらくものであること、そして、なんであれ道具を効果的に使う場合と同じように、この技術を修練することがこれを有効に使いこなす秘訣である、ということである。

ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』


 いろいろなところでおすすめの本として紹介されている有名な一冊。値段から新書だと思い込んでいたけれど、実際に届いてみると新書サイズではあるもののハードカバーで、何よりその薄さに驚いた。100ページほどしかない。

 降ってわいたアイデアということも多いように、独創的なアイデアというのは何か霊的なものにインスパイアされて産み出されてくるようなイメージがあった。そこには決まったパターンなどはなく、ある日突然現れるような気がする。

 著者はアメリカの広告代理店の役員だった人で、大学でのビジネス・セミナーでアイデアについて話をすることになり、どのようにアイデアを得るかを考察した結果をまとめたものである。
[]の続きを読む
小方厚『音律と音階の科学』
音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)
小方 厚

講談社
売り上げランキング : 6369

Amazonで詳しく見る

 数学・物理学と音楽とは何の関係もないと思われている。「ひとよひとよにひとみごろ……,サインコサイン何になる……」とは中川五郎作詞・高石ともや作曲の『受験生ブルース』の一節だ。しかし、1.41421356…(√2)は減5度の周波数比であり,サイン・コサインはスペクトル解析の基礎であるフーリエ変換の道具である。数学は本書のためにあるようなものだ。

小方厚『音律と音階の科学』


 人前で歌をうたったり楽器を演奏したりというのは苦手で、特に習いごとをしていたわけでもなかったし、芸術が選択科目になる高校時代は美術を選択した。

 そんなこともあって音楽理論についてはほとんど学んでこなかった。それでも音楽を聴くのはもちろん好きだし、器材も必要としない手軽さもあって、もっと勉強しておけばよかったと思うことがしばしばある。

『魅せる声のつくり方』を見かけたときに、同じブルーバックスのこの本も見かけた。『虚数の情緒』で音楽に数学が関連していることは知ってはいたものの、理解したとはとてもいえないので、一度しっかりと読んでみることにした。
[小方厚『音律と音階の科学』]の続きを読む
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。